たんぱく質は免疫細胞(白血球など)の材料に なっています。
植物性の食品は、抗酸化作用の高いものが多いです。
抗酸化力を高めておくことで、 活性酸素を素早く取り除くことができます。
ミネラルは、体の機能維持のためにとても重要です。
骨や筋肉をはじめ、ホルモンや酵素などの材料になっています。
腸内環境を整えることで、体の活動が活発になります。
腸は第2の脳と呼ばれるくらい重要視されています。
この4つのポイントが、
免疫力の向上につながると言われています。
免疫は主に、リンパというところが司どっています。
このリンパが活発な状態が、免疫力が高い状態です。
リンパ管は体の下水道ともいわれており、とても重要な器官とされています。
リンパと密接に関係があるのが、自律神経です。
自律神経が乱れてくると、免疫力が下がってきます。 また逆もしかりです。
自律神経はの失調は食の乱れ(特にタンパク質不足)によって起こりますが、
ストレスなどによる、ホルモンバランスの乱れによっても起こることが多いです。
ホルモンは体中の指示出しをしているメッセンジャー的役割を持っています。
このメッセージがちぐはぐになると、体はおかしくなっていきます。
ホルモンはミネラルや脂質(特にコレステロール)から作られます。
しかし、このミネラルはストレスなどでも消費しやすいです。
そしてもう一つ重要なのが酵素です。
酵素もホルモンと似たようなはたらきを持っています。
多くの酵素は腸内菌によって作られます。
その材料としてミネラルが多く使われます。
免疫にかかわらず、体のありとあらゆる機能にミネラルが関わっています。
栄養の世界のシンデレラ
アール・ミンデル博士が『ビタミン・バイブル』の中で書きました。
「ビタミンは重要なものだが、ミネラルなしでは何もできない。
ミネラルこそ、栄養の世界のシンデ レラと私は言いたい。」
体のあらゆる機能に必要とされるミネラル。
もちろん、免疫にも必要不可欠な存在です。
免疫を高めるためには、その土台となる体の機能を
しっかりと働かせることが重要です。
そのためにはミネラルが鍵となってきます。
しかし・・・
吸収しにくい・・!
ミネラルが鍵なのは間違いないのですが、実はものすごく吸収しにくいのです。
栄養素にはいろんな形があります。
実はそれぞれ吸収しやすい形というのがあります。
消化するのも吸収しやすくするためです。
そしてミネラルは吸収しにくい形なのです。
そんなミネラルですが、とある条件で吸収率があがります!
それが植物性ミネラルと呼ばれるミネラルです。
これは植物が吸収したミネラルで70種類以上あるといわれています。
実はミネラルには2種類あって、鉱物性ミネラルと植物性ミネラルがあります。
鉱物性のミネラルと比較して、人間が吸収しやすい形なのが植物性ミネラルなのです。
というのも、もともとは鉱物性ミネラルでそれを植物が吸収したのが植物性ミネラルだからです。
豊富な鉱物性ミネラルは
どこに・・?
植物性ミネラルを得るには、鉱物性のミネラルが豊富にあるところでないといけません。
鉱物性ミネラルは土壌に多いと言われています。
しかしながら、現在土壌は弱体化をしており豊富にミネラルを含んでいるとは言えません。
そこで着目したのが過去の土壌です。
アメリカ・ユタ州で発見された1億年前の地層。
この時代は土壌も元気で豊富にミネラルを含んでいました。
その地層から、当時そこで生育していた植物の堆積層が見つかりました。
ヒューミックシェール(古代植物堆積層)と名付けられています。
この地層で見つかった植物から豊富な植物性ミネラルが発見されています。
現代人の救世主?
植物性ミネラル!
1億年前の堆積層から発見された、豊富なミネラル資源。
植物性ミネラルは吸収がしやすいので、体にとってとても有効的な栄養資源です。
ミネラルは体のあらゆる機能から必要とされています。
多くの酵素の材料となり、骨や血などの材料となり、 エネルギーの産生を行っています。
現代人は慢性的なミネラル不足と言われています。
そのため、体のあらゆる機能が低下し、免疫力も低下しています。
本来ならば自然治癒力で治せる病気も薬に頼ってしまうような時代です。
しかしながら、ミネラルをきちんと摂取することで、 酵素が作られ、ホルモンが安定し、自律神経が正常に作動していきます。
そうするこで、免疫も安定し向上していきます。